高校生がバイトを始める前に確認すべきこと
晴れて春から高校生♪
ワクワクすることが沢山で、胸が高鳴りますよね。
このタイミングは「新しいことに挑戦したい!」とお思いになる学生さんも多いはず!
そんな方には、部活や委員会も魅力的ですが…
゚・*アルバイトを始めるのがオススメです゚・*
労働基準法で、中学卒業後の4月1日からできると定められているので、この日を待ち望んでいた方もいるのではないでしょうか?
アルバイトは単にお金を稼ぐ手段ではなく、学校外の方々との関わりやお仕事を経て《あなたを成長させてくれる体験》でもあるんですよ◎
この記事では、高校生がアルバイトを始める前に準備すべきことから、面接の対策や必要書類の書き方などもお教えします♪
バイトを始める前の4つのチェックポイント
求人には多くの情報が記載されているため
「どこを見ればいいか分からない」と困ってしまいますよね!
今回は、働き始める前に最低限確認すべきことを4つご紹介します♪
(1)労働条件
まずは求人で以下の事項をチェックしましょう!
アルバイトすることが決まったら、雇い主から労働条件の書面を必ずもらって、再度内容を確認してくださいね◎
《条件に記載必須の事項》
■アルバイトをする期間
■仕事の内容・働く場所
■働く時間・休日
■時給・支払い方法・支払日
■辞めるときのきまり
(2)給与の詳細
お店によっては、時給が一律ではなく《高校生時給》を設定しているところもあります!
■最低賃金を下回っていないか
■残業代は何分単位で発生するのか
■支払い方法・支払日
■ノルマ・弁償代はないか
(3)加入保険
万が一、アルバイト先でケガや事故にあった際に《労災保険》が使用できます。
これは働くすべての人が使える保険であり、原則治療費は無料です!
労働者を雇用する事業主に加入が義務付けられており、労災保険料も事業主が全額負担してくれますよ◎
給付を受けるためには、以下の手続きが必要です!
■労働基準監督署に労災申請をする
一般的には、労働者を雇用する事業主が代わりに対応してくれます。
まずは、職場の担当者に労災申請をお願いしてみてください!
また、労災保険では不十分な場合に、会社に損害賠償請求を行うこともできます。
しかし、法律に関する専門的な知識がないとハードルが高いですよね?
そのため、検討する場合は弁護士に相談すると良いでしょう◎
(4)有給休暇
雇用形態にかかわらず、以下の条件に当てはまる従業員には必ず付与されます。
■週1日以上または年間48日以上の勤務
■入社から半年経過している
■所定労働日に対する出勤率が8割以上
高校生に適したバイトの種類とは?
高校生の本業はあくまでも学業!
そのため、テスト期間中や部活への配慮がある《シフトの融通が利きやすいお店》を選ぶことをオススメします。
今回は高校生を歓迎していて、働きやすいバイトを8種類厳選してご紹介♪
高校生にピッタリな職種
《オススメバイト8選》
■ファミリーレストラン
■コンビニエンスストア
■スーパーマーケット
■カフェ・喫茶店
■ファーストフード
■居酒屋
■お弁当・パン屋
■カラオケ
全ての職種に共通したことですが、大手チェーンのお店はマニュアルや教育制度が整っている傾向がありますよ!
そのため、未経験でもスタートしやすいんです♪
近年では、配膳ロボットや食洗器など機械の力に頼る業務が増えているため、負担も軽減されています!
また、雰囲気やスタッフの年齢層などはお店によって様々!
実際にお客さんとして訪れたり見学をしてから応募すると、より安心です♪
バイト探しの方法:インターネットと情報誌
いざバイト探しをしようと思い立っても
「どうやって探せばいいの?」と迷ってしまいますよね。
いくつかありますが、主流の探し方4選をご紹介します♪
バイトの探し方4選
(1)求人サイト・アプリ
最も主流になっている方法です。
スマホ1つで手軽に探せるのがメリット!
写真や動画まで載せているサイトもあり、お店に行かずとも雰囲気が伝わりやすいですよ◎
(2)求人情報誌
地域に密着したアルバイトや、Web求人には掲載されていない穴場を見つけやすいです!
希望の勤務エリアが決まっている方にとっては、シンプルで探しやすい媒体。
(3)店頭の張り紙
実際に訪れた場で求人を確認でき、お店の雰囲気や実際に働く方を知れるのがポイント。
働き始めた後の想像もつきやすいですよ◎
(4)友人・知人の紹介
内部の方にしか分からない雰囲気や、どんな方たちが働いているのかを事前に知ることができて安心です◎
紹介だと採用されやすいこともあるので、気軽に始めやすいといった点もあります!
面接での成功ポイント:高校生向けアドバイス
初めてのアルバイトとなると、面接も緊張しますよね…!
企業側に好印象を残し「ぜひ採用したい」と思ってもらえるためのコツをお教えします◎
面接で意識すること
《表情は笑顔で》
人の第一印象というのは、視覚情報が55%という割合と言われています。
どんなにしっかりしている方でも、外見から受け取る印象が悪いと損をしてしまうんです!
話し方に自信がないとしても、笑顔だけは忘れないように意識してみてくださいね◎
《相づちを打つ》
面接官が話している時には、相づちを打ちましょう。
軽くうなずきながら「はい」「ええ」「その通りですね」など、返してみてください!
その時に気を付けたいのが「うん」と言わないこと。
目上の方に対しては、失礼になってしまうので要注意です!
《ハキハキと話す》
内容に自信が無かったとしても、大きな声でハキハキと話しましょう。
特に接客業は、お客様とやり取りするため、面接でもポテンシャルを見られています!
明るく元気に話すことを意識してみてください◎
面接対策:成功するためのポイント
お店の方も、新たな仲間を探しているので、怖がる必要はありません!
面接を成功させる為に最低限のマナーは頭に入れつつも、普段のあなたらしくリラックスしてお話しすれば大丈夫です♪
面接でのマナー
《面接先に到着する時間》
基本的に、約束の5〜10分前に到着しておくと良いでしょう。
時間ピッタリに面接が始められるように、早めに到着して案内された席で待っていることがベストです◎
《面接時の身だしなみ》
■服装…高校生は制服を着ていくのが無難
┗私服で行く場合:清潔感のある服装
■髪型…長い方はまとめる、耳にかける
┗求人に髪色自由と記載が無い場合:暗めの色味にしていく
■メイク…ナチュラル
■ネイル…落とす/薄ピンクかベージュなど落ち着いた色
準備万端で面接へGO
《持ち物の確認》
事前に面接時に必要な物を確認しておきましょう。
忘れ物は印象が悪いため、注意が必要です!
■履歴書
■筆記用具
■メモ帳
■ハンコ
■携帯電話
■キャッシュカード・通帳
■身分証明書(運転免許証・保険証・マイナンバーカードなど)
■その他
※アルバイト先によっては履歴書が不要なところや
その他に持ち物が必要な場合があります。
バイトを始める際の必要書類と手続き
高校生はまだ未成年なので、以下の書類の提出が義務付けられています!
また、学校によってアルバイトを禁止または許可制としているところもあるので、きちんと確認&申請するようにしましょう◎
書類は忘れずに提出しよう
【バイトをする上で必要な書類】
■職場に年齢を証明できる書面
┗例:住民票(学生証や保険証は不可)
■保護者の同意書
■本人のマイナンバー
■本人名義の銀行口座
■捺印やサインした雇用契約書
※バイト許可証が必要な場合あり
初めてのバイトでの注意点と心構え
初めてのアルバイトで不安なこともあるかと思います。
今回は高校生に向けてアルバイトの探し方や、注意点についてまとめてみました!
しっかり準備してアルバイトに挑戦してみてください♪
★輝かしいアルバイトデビューを迎えるために★
アルバイト求人を出しているお店の中には、恐ろしいことに労働規則に反しているブラックバイトも潜んでいます。
知識が少ない高校生を利用し、不当な扱いをしたり規定時間を超えた就労を強いてくるお店もあるんです…!
そんなキケンなアルバイト先を避けるためにも《応募する際には労働条件を念入りに確認》してからスタートするようにしてくださいね◎
しっかりと見極めることができれば、楽しく充実したアルバイトライフが送れること間違いナシ♪
あなたの人生で一度きりのバイトデビューを輝かしいものにできるよう、この記事を教科書代わりに見返してみてくださいね!