学生でも使える!覚えておきたい接客英語の基本フレーズについて解説!

学生でも使える!覚えておきたい接客英語の基本フレーズについて解説!

日本政府観光局(JNTO)によると、2024年7月の訪日外国人旅行者数は329万2500人。
2019年比10.1%増と単月で過去最高を更新するなど、来日する外国人が増えており、いろいろな場面で英語での接客が求められています◎
もちろん学生バイトも例外ではありません。

\そこで!/
今回はアパレルやレストランでのお客様への声がけや注文の取り方など、接客に役立つ英語フレーズをご紹介♪
機会があればぜひ接客の際に使ってみてください◎

学生が接客で英語を使う場面

お仕事をするうえで英語を使うことが求められる場面は多くありますよね♪
例えば、外国人のお客様が来店された際には、英語での対応が必要になることが考えられます。
まずは、基本の挨拶やどのような場面で英語を使って接客をする可能性があるのかを見ていきましょう!

◇お客様へ挨拶・お迎えをする場合
Hello(Good afternoon), welcome!
(こんにちは、いらっしゃいませ!)

◇お会計・お見送りをする場合
Thank you very much! Have a nice trip!
(ありがとうございました!ご旅行を楽しんでくださいね!)

◇トラブルを対処する場合
I’m afraid we cannot do that.
(申し訳ありませんが、そちらは対応いたしかねます。)

基本的な英語フレーズを覚えておくことで、外国人のお客様に対しても丁寧で適切な対応ができるようになります。
また、英語を使った接客は、サービスの質を向上させるだけでなく、自身のスキルアップにもつながるのでぜひ参考にしてみてくださいね!

接客で使う基本の英語フレーズ

ここからは、シチュエーション・職種別に、今すぐ使えるフレーズをご紹介します♪
実際に接客している様子を頭に浮かべながら、練習してみてくださいね◎

販売・アパレル編

《入店時のフレーズ》
・Good morning. / Good afternoon. / Good evening.
(おはようございます。/こんにちは。/こんばんは。)

・Hello, how are you?
(こんにちは、お元気ですか?)

・Please let me know if you need anything.
(なにかございましたらお申し付けください。)

《商品を勧める・案内フレーズ》
・This is a really popular souvenir.
(コチラは大変人気のおみやげです。)

・Would you like to try it on?
(ご試着なさいますか?)

・The fitting room is over here.
(試着室はこちらになります。)

《会計時のフレーズ》
・Your total will be 5,000 yen.
(お会計は5,000円になります。)

・How would you like to pay?
(お支払方法はいかがいたしますか?)

・I have received five thousand yen.
(5,000円お預かりします。)

・Here’s your change.
(こちらがお釣りです。)

・We only accept cash.
(現金のみのお取り扱いになります。)

飲食・レストラン編

《入店時のフレーズ》
・Good evening. For two?
(こんばんは。2名様ですか?)

・Do you smoke?
(おタバコは吸われますか?)

・This way, please.
(こちらへどうぞ。)

・Your server will be here shortly.
(担当の者が参りますので、少々お待ちください。)

《注文を取る時のフレーズ》
・I’ll be there in a moment.
(ただいま参ります。)

・Are you ready to order?
(ご注文はお決まりですか?)

・(Is there)anything else?
(ご注文は以上でしょうか?)

・Let me confirm your order.
(ご注文の確認をさせていただきます。)

《会計時のフレーズ》
・Would you like to pay all together or separately?
(お支払いはご一緒になさいますか?別々になさいますか?)

・Thank you. Have a good day.
(ご来店ありがとうございました。)

よくある質問とその答え方

接客をしていると、お客様から質問をされることもありますよね。
そんなときに使える表現をまとめたので、ぜひチェックしてみてください♪

トイレの場所を尋ねられたとき

・The toilet is at the end of the store.
(トイレはお店の奥にございます。)

・Please use the public toilet outside.
(トイレは外の共用トイレをご利用ください。)

※トイレは英語で様々な言い方があります。
・toilet
・bathroom
・restroom
・lavatory
・washroom

飲食店でよくある質問

《オススメを聞かれたとき》
・Today’s special is〜. 
(本日のおすすめは~です。)

・There is the most popular menu item. 
(一番人気のメニューはこちらです。)

・~is in season now. 
(~は今が旬です。)

おすすめをいくつかリストアップしている場合は、
This is a list of today’s specials.(本日のおすすめメニューはこちらです。)とメニュー表を指しながら声をかけてみましょう♪

《味を聞かれたとき》
例文:This dish is sweet and sour.
意味:この料理は甘酸っぱいです。

「sweet and sour」を置き換えれば、さまざまな味を説明できます!

【味に関する英語表現】
甘い:sweet
辛い:spicy / hot
苦い:bitter
酸っぱい:sour / tart(酸味の強いワインなど)
甘酸っぱい:sweet and sour
しょっぱい:salty 

《料理の量を聞かれたとき》
お客様に以下のようなフレーズで料理の量を聞かれることがあります。
例文:How large? / How big is it?
意味:どのくらいの大きさ・ボリュームですか?

例文:How large is the pizza? / How big is the pizza?
意味:そのピザはどのくらいの大きさ・ボリュームですか?

例文:How many people does the dish serve?
意味:その料理は何人前ですか?

【料理の量に関する英語表現】
一人前:one portion
軽い一品:a light dish
量が多い料理:the amount is large
ボリューム満点の料理:a filling dish

トラブル対応時の英語フレーズ

「トラブルに巻き込まれてしまった…」
そんなときに使える表現をまとめました!
しっかりと覚えておけば、いざというときに役立ちますよ♪

販売・アパレル編

《在庫がないとき》
・I’m sorry, the item of your size is out of stock.
(申し訳ございません、そのサイズは在庫切れです。)

・ I’m afraid they don’t make these anymore.
(こちらのモデルは製造が終了しております。)

・I’m afraid we sold out of the item.
(申し訳ございません。その商品は売り切れです。)

飲食・レストラン編

《席に案内できないとき》
・I’m sorry, but we’re fully booked now.
(申し訳ございません、ただいま満席となっております。)

・The whole restaurant is reserved today.
(本日はすべて予約で満席となっております。)

待ってもらう場合は、Could you wait for about 〇 minutes?(〇分ほどお待ちいただけますか?)、Please wait in line until a table is free.(並んでお待ちください。)などど声をかけてみましょう◎

《提供する料理を間違えた、お待たせしてしまったとき》
「店内が混みあっていて料理の提供をお待たせしてしまう」
「注文を上手く聞き取れずに頼んだ料理と違うものを出してしまった」
そんなときは、I apologize for our mistake.(申し訳ございません。)と、謝罪の一言を交えつつ、以下の英語を活用してみてください!

・I’m really sorry to keep you waiting. 
(お待たせして申し訳ございません。)

・Your dishes will be ready in about another 〇 minutes.
(ご注文の品は、あと〇分ほどでお出しできます。)

・I’ll bring a new dish right away.
(すぐに新しいものをお持ちいたします。)

《お会計時に、カードが使えない/お釣りが足りないとき》
・We don’t accept this card.
(こちらのクレジットカードはご使用になれません。)

・Do you have another card?
(他のカードをお持ちですか?)

・We don’t have any change right now. 
(ただいまお釣りが切れてしまっております。)

・Do you have any small bills?
(細かいお札はお持ちでしょうか?)

・Do you have change? 
(小銭はお持ちでしょうか?)

他にも受け付けていない支払方法を提示されたときは、We don’t accept 〇〇.(〇〇はご利用いただけません。)と伝えましょう。
例:クレジットカードが使えない場合
・We don’t accept credit card.

接客中の応用フレーズ

ここまで、基本的な接客英語のフレーズをご紹介してきました。
慣れてきたら、ちょっと難しい表現にも挑戦したくなりますよね♪
そんな方に向けて、応用フレーズをまとめたので、ぜひ実際の接客で使ってみてください!

販売・アパレル編

《試着室のマナーを説明するとき》
・Please take off your shoes.
(靴を脱いでください。)

・Please lock the door from inside.
(中から鍵をかけてください。)

《試着中にお手伝いできることがあるか確認するとき》
・How is it?
(いかがですか?)

サイズが合わなそうな場合は、別のサイズを試したいかを聞いて持ってきてあげましょう!
・Would you like to try a bigger /smaller one?
(サイズが大きいもの/小さいものをお試しになりますか?)

・Let me bring you a medium. Just a moment, please.
(Mサイズをお持ちします。少々お待ちください)

《褒めるとき》
・You look really good.
(お似合いですよ。)

・It fits you perfectly.
(サイズがピッタリですね。)

・You look great in it.
(とてもステキです。)

飲食・レストラン編

《アフターケアのとき》
・Would you like another drink?
(お飲み物のおかわりはいかがですか?)

・We are taking last orders now.
(ラストオーダーのお時間です。)

・Would you like to order anything else?
(他に何かご注文はございますか?)

《食事が終わったとき》
・Can I take your plate?
(お皿をお下げしてもよろしいですか?)

・Have you finished with everything?
(お食事はすべてお済みですか?)

英語接客で自信をつけるためのポイント

「お客様に対して使う英語って、なんだか難しそう…」と思われる方も多いと思います。
しかし、接客英語は決まり文句が多く、一度覚えてしまえば使い回せるものが多いんです!
そのため、基本フレーズをしっかりと覚えれば、堂々と接客できるようになりますよ♪

また、いきなり接客するのは怖いという方には、同僚とロールプレイングをするのがオススメ◎
繰り返し練習をすることで、実際の接客時にもスラスラと言えるようになることでしょう!

まとめ

今回は学生でも使える接客英語の基本フレーズをご紹介しました♪
基本フレーズを覚えておけば、旅行先で自分が接客される立場になったときにも役立ちます◎
加えて、学生の方はアルバイトで英語力を身に着けることで、将来の就活にも活かせるチャンス!
接客業のアルバイトをしている方は、ぜひ接客英語にチャレンジしてみてください♪

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