大学生の一人暮らしに必要なバイト代は?平均と目安を徹底解説!

「大学生の一人暮らし、毎月どれぐらい稼げばいいの?」と、悩んでいる皆さん!

初めての一人暮らしはワクワクでいっぱいですが、実際に始めてみると想像以上にお金がかかってしまいます。
家賃に食費、水道光熱費、さらには友達とのカフェ代や趣味のお金など出費が重なることもあるでしょう。

そこで今回は、一人暮らしにかかる費用とそれに見合ったバイト代の目安を解説します。
初めての一人暮らしも、しっかりバイト代を管理すれば怖いものなしですよ♪

大学生の一人暮らしに必要な生活費の内訳は?

まず最初に、大学生の一人暮らしには「いくらかかるのか」を見ていきましょう!

生活費支出表(年間)

全国平均で見た場合、大学生の一人暮らしにかかる年間の生活費は1,019,000円ほどとなっています。
この金額を月単位に換算すると、約85,000円です!

支出の内訳年間平均額
住居・光熱費455,400円
食費262,400円
娯楽・し好費129,900円
その他の日常費171,300円
合計1,019,000円
出典:令和 4 年度 学生生活調査結果│独立行政法人日本学生支援機構

以下で各項目の詳細を解説していきます。

【住居費】

学生の一人暮らしでは、住居費が最も大きな支出になります。
住むエリアによって家賃は大きく異なりますが、たとえば地方では30,000円〜50,000円で借りられる物件が多い一方、都市部では60,000円以上が一般的です!家賃が高い地域では支出が大幅に増えるため、エリア選びが重要になります。

【水道光熱費】

月5,000円〜8,000円程度が一般的です。
電気・ガス・水道代はシーズンによってさまざまですが、エアコンや暖房を効率よく使ったり、水をこまめに止めたり、洗濯物をまとめて洗ったり、無駄な使用を控えることで節約できます♪

【食費】

食費は年間で約260,000円、月額にすると約21,800円になります。
自炊すれば食費を安く抑えられるものの、学業やバイトで忙しい大学生は、外食やコンビニの利用も多くなりがちです!安く簡単に作れる自炊のレパートリーを増やしておくと節約になりますよ◎

※参考までに
1日の食費が700円だと、1ヶ月当たりちょうど21,000円です♪

【娯楽費】

大学生活には勉強だけでなく、趣味や遊びも欠かせません!
友達との遊びや趣味にかかる費用は、年間で約130,000円、月額で約10,800円です。
息抜きのために必要な出費なので、毎月使う額を事前に決めて使いすぎを防ぐようにしましょう!

【その他の日常費】

通信費や交通費、学費などがあります。
大幅な節約は難しいかもしれませんが、一度見直してみることで、削れる部分が見つかるはずです◎
またスマホや定期、美容室などでは、学割が利用できるので、積極的に使いましょう♪

一人暮らしの大学生は平均どれくらい稼いでる?

つづいては、一人暮らしの大学生の「稼ぎの現状」を徹底解説していきます◎
皆さんが疑問に思いがちな「他の大学生はどのくらい稼いでいるのか」が丸わかりです!
ぜひ参考にしてくださいね♪

バイト代の全国平均データを紹介!

全国平均データから、一人暮らしの大学生が稼ぐ金額の平均は以下の通りです。

平均アルバイト収入1ケ月:27,633円1年間:331,600円
出典:令和 4 年度 学生生活調査結果│独立行政法人日本学生支援機構

これは学業と両立する中で得ている収入であり、生活費をまかなうには足りないことが一般的です。
ただし、仕送りがある場合や実家からサポートを受けている場合には、このくらいの収入でも生活が送れます◎

また、アルバイトで稼ぐ収入は「どれだけ働く時間を確保できるか」「どのような仕事を選ぶか」「どこで働くかによって大きく異なるんです♪
夏休み期間中は、大学生が年間で最も稼いでいる時期になります。
アルバイトに費やせる時間が増えるため、月100,000円以上稼ぐことも可能です。

全国的に人気な飲食店スタッフやコンビニのアルバイトは、地域や勤務時間によって時給の幅があり、全国平均は1,000円前後です。
これをもとに計算すると、月27,633円を稼ぐにはひと月約28時間、週約7時間程度の勤務が必要になります◎

さらに、地域によっても稼いでいる額はさまざまです。
時給が高い都心部、特に東京や大阪などの大都市圏では、平均月収約50,000円〜80,000円が一般的です。
一方で、地方の大学生は都心部と比べて時給が低く、平均月収は約30,000円〜50,000円になっています。

一人暮らしに必要なバイト代の目安と仕送りの平均額

大学生の平均的な稼ぎがわかったところで、お次は一人暮らしに必要なバイト代について見ていきましょう!
金銭的に余裕を持ちたい人と、学業を優先したい人の、2つの視点からご説明します。

余裕をもって貯金したい人のバイト代目安

まず最初に、一人暮らしの大学生の平均仕送り額をご紹介します。

平均仕送り額1ケ月:113,908円1年間:1,366,900円
出典:令和 4 年度 学生生活調査結果│独立行政法人日本学生支援機構

家賃や光熱費、通信費が親からの仕送りでまかなわれていると仮定した場合、大学生が自分で管理しなければならないお金は、主に食費・娯楽費・雑費、そして貯金に関する部分です。
このような状況で、どのくらいのバイト代があれば余裕を持って生活できるのかを考えてみましょう◎

余裕をもって生活するのに必要な金額

家賃や光熱費、通信費は仕送りでまかなうと仮定し、余裕を持った場合以下の通りになります。

支出の内訳1ヶ月分
食費20,000円
娯楽費・雑費25,000円
貯金代30,000円
合計75,000円

上記の金額を稼ぐにはどのくらいバイトをすればよいかというと、全国平均時給1,200円(※1)で計算した場合
時給1,200円×1日5時間×週3日×月4週=72,000円
※差額は土日に勤務時間を増やして調整

だいたいこのくらいになります。
時給1,200円だと、月に60時間~65時間ほどの勤務が必要です◎

上記だけを見ると「少し大変かも……」と思うかもしれません。
しかし、これはあくまでも時給が1,200円の場合です!
塾講師や家庭教師、コンビニやファミレスの深夜帯など、高時給なバイトを選ぶことで少ない勤務時間でも必要な金額を稼ぐことができます。

余裕のある生活をしたいけど、学業やプライベートも大事にしたい方は、ぜひ高時給なアルバイトを探してみてください♪
(※1)出典:2024年9月度 アルバイト・パート平均時給レポート│キャリアリサーチLab
        

学業優先で最低限稼ぎたい人のバイト代目安

先ほどと同様に、家賃や光熱費、通信費は仕送りでまかなうと仮定した場合以下の通りになります。

最低限必要になる金額

支出の内訳1ヶ月分
食費20,000円
娯楽費・雑費25,000円
合計45,000円

上記を稼ぐためには
時給1,200円×1日5時間×週2日×月4週=48,000円
※平日は学業に専念し、土日に勤務

月40時間程度の勤務時間を確保する必要があります◎
また、学業とアルバイトを両立するには、無理なく続けられる条件が整った職場選びも重要です。

選び方のポイントは以下の通りになります!

①シフトの自由度授業や試験に合わせてシフトを調整できるバイトがオススメです。
②通勤のしやすさ大学周辺や自宅近くでバイト先を選ぶと、通勤がスムーズです。
③体力の負担が少ない体力的に楽な仕事は、精神的なストレスも軽減してくれます。
④土日のみの勤務が可能か土日のアルバイトは、学業に支障をきたしにくいだけでなく、人手が不足しがちなため、職場からも歓迎されることが多いです。

バイト代を無駄にしない節約術と工夫

ここでは、大学生ならではの「節約のコツ6選」をご紹介します!

節約のコツ

・支出の見える化
・自炊の習慣
・固定費の見直し
・大学の施設やサービスの活用
・娯楽費や交際費の工夫
・バイト代の管理方法の工夫

せっかく稼いだバイト代も、無計画に使ってしまえば、あっという間に消えてしまうことも……。
限られたお金を効率的に使い、貯金や自己投資に回すためには、ちょっとした工夫と節約術を身につけることが大切です◎上記を順番に解説していきます。

支出の見える化

自分が何にどれだけお金を使っているかを把握することで、無駄な出費を見つける第一歩になります◎
スマホの家計簿アプリを使えば、簡単に毎月の支出を管理することができます。
特に見直したいのが「なんとなく使ってしまった」お金です!

たとえば、コンビニでのお買い物や頻繁な外食など、少額でも積み重なると大きな出費になります。
一人暮らしでは、こうした「知らぬ間に使っているお金」を意識するだけで、大きな節約につながります。

自炊の習慣

一人暮らしを始めたばかりだと、自炊はハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし、簡単なひと工夫で大幅な節約につながるんです◎

たとえば、食材をまとめ買いして週末に作り置きしておけば、忙しい平日でも簡単にご飯を準備できます。
冷凍保存を活用すれば、食材を無駄にすることもありません♪

さらに、自炊することで健康的な食事を取れるというメリットもあります!
外食や市販品に頼るよりも、1食あたりのコストを大幅に抑えられるだけでなく、栄養素もコントロールできるため、体調管理にも役立つでしょう♪

固定費の見直し

一人暮らしで避けられない家賃・光熱費・通信費は、選び方次第で節約の余地があります。
電気やガスはこまめにスイッチをきるだけでなく、料金プランを見直すことで安く抑えられることもあるんです◎

加えてスマホの通信費も、必要以上のプランに加入していないか見直ししてみましょう。
格安SIMに乗り換えれば、月々の通信費を大幅に削減できるかもしれません!

大学の施設やサービスの活用

大学の図書館を使えば、参考書や資料を購入する必要が減りますし、空調の効いた自習室を利用することで、自宅での光熱費を節約することも可能です◎

また、学食を利用すれば栄養バランスの取れた食事を、お手頃な価格で食べられます♪
外食やお弁当を買うよりも安いことが多いので、積極的に利用しましょう!

娯楽費や交際費の工夫

一人暮らしで自由な時間が増えると、友人との外出や趣味に使うお金が膨らみがちですが、ここでも節約の余地があります。
たとえば、カフェでの長時間の勉強や友達との食事会を月に何度も行うと、大きな出費に繋がる可能性があります。

もちろん友人との時間を楽しむ事は大切ですが、たまには、友達を自宅に招くのも一つの方法です。
また、映画やライブなどのエンターテインメントも、割引デーや学割を活用すれば、同じ体験をより安く楽しめますよ◎

バイト代の管理方法の工夫

稼いだお金を全額自由に使える口座に入れておくと、使いすぎてしまうかもしれません。
そんなときは「使うお金」と「貯めるお金」を分けて管理するのがオススメです♪
「バイト代のうち20%を貯金用口座に移し、残りの80%を生活費に回す」といったルールを作ると、自然とお金がたまりやすくなります◎

また、目標を設定して「何のために貯金するのか」を明確にしておくと、無駄遣いを抑えるモチベーションにもなるでしょう!

まとめ

大学生の一人暮らしは、自分自身の成長にもつながる貴重な経験です。
一人暮らしを通じて、家事やお金の管理、時間の使い方を学ぶことができ、将来の社会人生活に向けた大きなステップとなります◎
自立した生活を送ることで、自己肯定感が高まり、大学生活がより充実したものになるでしょう!

ぜひお金の不安を解消して、ステキな一人暮らしライフを送ってくださいね♪

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