飲食店でのネイルに関する一般的なルール
ネイルは、男女問わず身だしなみや自己表現の手段として欠かせない、ファッションの一部。
「手元が華やかだとテンションが上がる!」
という学生さんも、多いのではないでしょうか?
「できればバイト中も眺めていたい…」
なんて思っている方もいるかもしれませんね。
しかし、アルバイトを始めてみると、細かくネイルのルールが決まっている職場も存在しています!
特に飲食店バイトの場合、厳密な規則が設けられていることもあるんですよ。
そこで☆
当記事では、飲食店バイトにおけるネイルのルールや注意点をご紹介♪
ぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ飲食店ではネイルがダメなの?
そもそも、どうして飲食店ではネイルがダメなのか?
今回は、代表的な2つの理由をお話していきます。
①異物混入のリスクが高くなるから
飲食を取り扱う業種・業界にとって、衛生管理は最重要課題!
特に『食中毒』と『異物混入』は、絶対にあってはなりません◎
ネイルが剥がれて料理に入る可能性があれば、異物混入につながりますよね?
そのため、飲食店ではネイルNGにしているお店が多いんです。
調理や配膳に関わる方はもちろん、直接飲食に携わらない人も注意が必要!
理由は、万が一爪に衝撃が加わった場合、その影響でネイルが剥がれてしまうこともあるからです。
リスクを回避するためにも、ネイルは控えておきましょう◎
②衛生面の問題があるから
長く伸びたネイルや凹凸のあるデザインは、汚れや菌が残りやすく、お皿や料理についてしまう恐れがあるんです!
お客様に不快感を与え、お店の清潔さやプロ意識を疑われることにもなりかねません…。
印象も悪く見えやすいことから、ネイルをNGにしている飲食店が多い傾向にあるんです◎
ネイルがOKな飲食店の特徴
ここまで、飲食店でネイルがNGな理由をお話してきました!
しかし、お店によっては店舗のイメージやコンセプトから、ネイルOKという場所もあるんです♪
例えば、個人経営のお店やカジュアルなバーやカフェでは、比較的自由な傾向が見受けられます。
飲食店の中には、これを求人の強みとして紹介しているお店も◎
そのため「どうしてもバイト中にネイルを楽しみたい…!!」という学生さんは、求人サイトなどでネイルOKの飲食店を探してみましょう。
店舗によって基準が異なるので、応募時や面接時に必ずどこまでOKなのかを確認してみてくださいね☆
飲食店でもOKなネイルのデザインと色の例
ここからは、ネイルのデザインや色味に触れながら『OKネイル』と『NGネイル』を見ていきましょう。
まずは『OKネイル』から♪
『OKネイル』は、“清潔感がある”そして“シンプル”なデザインが特徴です☆
派手すぎないシンプルなデザイン
例:単色ネイル・フレンチネイル
アートやビジュー、パーツの付いていないネイル
異物混入を防ぐため、ネイルOKのバイト先でもパーツの付いたネイルは控えましょう。
カラーについては派手な色味ではなく、淡色のようなニュアンスカラーがベスト♪
特に、グレージュやホワイトのような、清潔感あふれる柔らかい色をチョイスするのがオススメです!
短い爪で衛生的なデザイン
例:自爪が透けて見えるような透明ネイル
爪の表面を保護するためのベースコート
学生さんの中には「ネイルに興味はないけれど、ツヤ感はほしい…」という人もいるでしょう。
そんなときは、ベースコートを塗っておくとGOOD☆
爪に栄養を補給できるタイプもあるので、表面を保護したい方にもピッタリです。
透明ネイルは完全に無色透明のものから透け感のあるグラデーションまで多種多様!
OKの範囲内でオシャレが楽しめるデザインですよ♪
また、爪の長さはデザインに限らず短めが良いでしょう。
長い爪は汚れや菌が爪の間に入りやすいので、避けるのがベターです◎
肌に馴染むベージュやピンク系
例:ワンカラーのピンクやベージュのネイル
ピンクやベージュをベースにしたフレンチネイル
「可愛らしいデザインや肌なじみの良いカラーが好き」
そんな学生さんには、ピンクやベージュを基調としたネイルがオススメ。
特に、指先が上品に見えるヌーディーベージュや、スモーキーピンクは優しい雰囲気が感じられますよ!
飲食店ではNGなネイルのデザインと色の例
お次は『NGネイル』をご紹介♪
『OKネイル』と比較しながら見てみると、デザインの特徴や注意点がわかってくるかもしれません◎
派手な色や濃い色
例:色味の鮮やかなカラーネイル
原色に近いハッキリした色味のネイル
パキッとした濃いカラーは、元気を与えてくれるオシャレな色味ですよね。
しかし、ビビッドな色はそれだけで華やかさが出るため、清潔感が求められる飲食店バイトにはオススメできません!
どうしても鮮やかなネイルがしたい方は、足元を彩るフットネイルで楽しんでみてください♪
グリッターや大きなパーツを使ったデザイン
例:ラメやホログラムを取り入れたデザイン
3Dパーツを使用したインパクトのあるネイル
キラキラと輝くゴージャスなデザインは主張が強く、飲食店バイトには向いていません。
また、大きさに関わらずパーツを使用したネイルは、異物混入の危険があります!
何かに引っ掛けてしまう可能性が高いので、やめておきましょう。
スカルプネイルなど長さのあるデザイン
例:スカルプネイルやネイルチップといった、自爪を伸ばしたデザイン
長さのあるネイルは作業時に折れやすく、異物混入につながります!
スカルプが自爪から浮いてくると雑菌が入り込み、カビが発生してしまうことも…。
不衛生な状況を生み出すリスクが高いため、飲食店バイトにはオススメできません◎
飲食店のバイトでネイルする時の注意点
ここまで見てみると『清潔感』が飲食店バイトにおいて重要な意味を持っていると感じますね。
これまではデザインにフィーチャーしてきましたが、清潔感を感じるポイントはデザインだけではありません!
\良いネイルは良いケアから生まれるもの/
指先をキレイに保つことも重要です◎
ネイルの持ちが良くなるだけでなく、爪が割れにくくなる効果もあるため、定期的に行うのが吉☆
さっそく一緒に見ていきましょう。
ネイルケアについて
ネイルケアには『ドライケア』『ウォーターケア』という2種類の方法が存在しています♪
①ドライケア
⇒皮膚や爪が乾いた状態のまま行うケアのこと。
甘皮を押し上げて、不要な甘皮・ささくれ・角質などを除去します◎
力みすぎると爪を傷つけてしまうため、注意が必要です!
②ウォーターケア
⇒爪周辺をお湯で柔らかくしてから行うケアのこと。
甘皮などの処理方法は、ドライケアと同じです☆
お湯で指全体が柔らかくなるため、キレイに角質やささくれが取れます♪
どちらもお手軽ですが、初心者さんにはより簡単にできる『ウォーターケア』がGOOD◎
3分程度浸しておくと、甘皮や角質が取りやすくなりますよ。
また、ネイルケアに必要なアイテムは主に5つ☆
①エメリーボード(爪やすり)
⇒爪先の形や長さを整えます。
爪切りでカットした断面を滑らかにすることもできるので、1つあると重宝するでしょう!
②スポンジファイル
⇒爪の表面を削るのに使用する道具です♪
③プッシャー
⇒爪の生え際に付いた甘皮を押し上げるアイテム☆
素材によって使い心地が変わるため、自身の好きなものを選びましょう◎
④ニッパー
⇒プッシャーで押し上げた甘皮などを処理します。
ささくれも根元からカットできるので、こちらもあると便利な道具!
初心者さんには、怪我のリスクが少ない『刃が厚く短いタイプ』が良いでしょう。
⑤ネイルオイル
⇒爪と爪周辺を保湿するアイテムです◎
爪は皮膚よりも乾燥しやすいため、ケアには欠かせません。
『美容成分配合』『香り付き』など種類も多様♪
好みのネイルオイルを探すのも楽しいですよ☆
これらを活用すれば、キレイな爪・ネイルを長く保つことができるでしょう!
次は、具体的なケア方法をお話していきます。
ネイルの剥がれを防ぐためのケア方法
今回は『ウォーターケア』のやり方をご紹介♪
道具をお持ちの方は、ぜひ実践してみてくださいね。
▼爪の長さ&形を整える▼
エメリーボードを爪先に45度で当て、真横に引きます◎
一定方向に引き、理想の長さまで繰り返しましょう。
丸く弧を描くように動かし、左右対称にすることを意識してください☆
集中しすぎて、深爪にならないよう注意です♪
▼爪の表面を整える▼
爪のざらつきが気になる場合に行います。
負担が大きい作業なので、爪が薄い方やダメージがある人は省いてください!
スポンジファイルを密着させ、往復させましょう。
▼甘皮を押し上げる▼
ここでぬるま湯に手をダイブ!
皮膚を柔らかくし、甘皮をふやかします。
爪の輪郭にプッシャーを寝かせ、サイドから根元に向かって動かしましょう◎
力は入れず、優しく行うのが秘訣ですよ☆
▼甘皮を除去する▼
湿らせたガーゼorウェットティッシュで爪の生え際をなぞります。
処理しきれない箇所は、ニッパーでカット♪
慣れるまでは難しい作業なので、慎重に行ってください。
▼ネイルオイルで仕上げ▼
しっかり保湿しましょう◎
指1本あたりオイル1滴を目安に、優しくマッサージ☆
指の血行が良くなり、さらにツヤツヤとした美爪が完成しますよ♪
上記のようなケアを2〜3週間に1回行うと、清潔感のあるネイルが保てるでしょう。
ケアの頻度は多すぎても少なすぎてもいけません!
爪の状態を見ながら、定期的に実施してください☆
ネイルをする方はもちろん、爪が弱い人やツヤツヤに見せたい方にもオススメ◎
ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は飲食店バイトにおける、ネイルのルールや注意点、ケア方法までお話してきました。
衛生面のトラブルや、お客様に不快感を与えるという観点から、ネイルをNGにしているお店も多いです◎
しかし、中には『ネイルOK』を提示している飲食店も存在します。
規則を守って、オシャレもバイトも思う存分楽しみましょう!